2. 太陽光発電の満足ポイント1:蓄電していたので停電時に助かった

太陽光発電の満足ポイント1:蓄電していたので停電時に助かった

停電のイメージ画像

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「蓄電池付きなので停電しても数時間は蓄電池の電気で過ごすことができます。何度か停電になった際に電気が使用できてよかったです」

蓄電池とは太陽光で発電した電気を貯めておくことができる装置のことをいいます。

日中に発電した電気は家電等で消費されますが、そこで使い切らずに余った電気は蓄電池に貯めておくことができます。

太陽光で発電して余った電気を蓄電池に貯めておくことで、夜間や消費電力の多い時間帯に効率よく自家消費することが可能になります。

そのため太陽光発電システムと蓄電池があれば太陽光で発電した電気を有効に使用することができ、電力会社から電気を買う量を減らすことができるばかりでなく、停電時にも電気を使い続けられるというメリットがあります。

一方、蓄電池は機種によって容量や1日に充電できる回数、一度に使用できる電力量が異なります。

適切な蓄電池を選ばないといざという時に使えなくなってしまうことがあるので、蓄電池を選ぶ際には注意が必要です。

3. 太陽光発電の満足ポイント2:売電できるので貯蓄が増えた

「何もしなくても毎月いくらかお金が入ってくるので貯蓄が増えた」

太陽光発電で発電した電気のうち消費しなかった余剰分は、地域の電力会社に売却して収入を得ることができます。

売電価格は太陽光発電を設置した年度によって異なります。

参考までに、10kW未満の場合には2024年度は1kWhあたり16円(税込)で、10年前の半値以下となっています。

売電価格の減額によって、発電電力は売電よりも自家消費のほうが圧倒的に経済メリットが高いでしょう。

次章では太陽光発電の満足ポイント3つ目と、筆者目線での太陽光発電にまつわるアドバイスを記載しています。