株式会社ビーケージャパンホールディングスが運営する「バーガーキング」は、2026年3月・4月に新たに4店舗をオープンします。これで4月22日時点の店舗数は352店舗となる予定。7年で約4.5倍というスピードで急拡大しています。

今回の記事では、新店の詳細とバーガーキングの戦略を紹介し、後半では「世帯当たりの『ハンバーガー(外食)』年間支出額の推移」についても解説します

1. 東京・埼玉・愛知・岐阜に新店オープン

3月・4月にオープンするバーガーキングの店舗は以下の通りです。

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出所:株式会社ビーケージャパンホールディングス

出所:株式会社ビーケージャパンホールディングス

  • 3月20日(金)オープン:東京都板橋区「バーガーキング 高島平店」
  • 3月28日(土)オープン:埼玉県さいたま市「バーガーキング イオンタウン東浦和店」
  • 4月16日(木)オープン:愛知県岡崎市「バーガーキング MEGAドン・キホーテUNY矢作店」
  • 4月22日(水)オープン:岐阜県本巣市「バーガーキング モレラ岐阜店」

ロードサイドやショッピングモール内の店舗が多く、これまで以上に身近な店舗として周辺住民の支持を集めそうです。

2. 7年で約4.5倍!2028年に600店舗出店を計画

バーガーキングは1993年に日本に初上陸し、「直火焼きの大きなワッパー」というアメリカンスタイルを武器に注目を集めました。

店舗数は100店舗近くまで拡大しましたが、デフレの影響でマクドナルドなどの安さを売りにするハンバーガー店に押される形で、2001年に一度撤退しています。

再上陸を果たしたのは2007年。首都圏を中心に出店し、2010年代半ばには100店舗前後の規模まで拡大しましたが、ブランドの浸透に苦戦を強いられます。

反転攻勢に打って出たのは2019年、運営権を香港の投資ファンドが取得したことをきっかけに戦略を転換。非効率な店舗を一挙に閉店し、全国77店舗まで縮小したあと、今度は一転、拡大に舵を切ります。

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LIMO編集部撮影

LIMO編集部撮影

2023年に200店舗、2025年に300店舗を突破。そして、今回の発表にある通り、2026年4月に350店舗を突破。7年でもっとも縮小していたときから約4.5倍になっています。

2026年2月には米ゴールドマン・サックスが全株式を取得し、資金力が強化されたこともあり、「2028年までに600店舗」という計画を打ち出しています。

3. 世帯あたりのハンバーガー年間支出額は?

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出所:株式会社ビーケージャパンホールディングス

出所:株式会社ビーケージャパンホールディングス

ハンバーガーは米国由来ながら、日本でも国民食として定着しています。

総務省統計局「家計調査(家計収支編)調査結果」によると、二人以上の世帯)における1世帯当たりの「ハンバーガー(外食)」年間支出額は、2025年で7480円(速報値)となっています。

過去10年の推移は以下の通りです。

  • 2016年 4374円
  • 2017年 4499円(前年比+2.8%)
  • 2018年 4738円(前年比+5.3%)
  • 2019年 4961円(前年比+4.7%)
  • 2020年 5160円(前年比+4.0%)
  • 2021年 5456円(前年比+5.7%)
  • 2022年 5888円(前年比+7.9%)
  • 2023年 6423円(前年比+9.1%)
  • 2024年 6910円(前年比+7.6%)※速報値
  • 2025年 7480円(前年比+8.2%)※速報値

ハンバーガーの年間支出額は年々上昇傾向にあります。

これは原材料費・物流費高騰に伴う度重なる値上げによるところが大きいですが、ハンバーガーのポジションの変化も少なからず影響しています。

かつてはデフレを代表するフードでしたが、近年では「価格が高くても、満足感のあるものを選ぶ」という消費者が増えており、低価格帯との二極化が進んでいます。市場規模も拡大しており、今後もこうした傾向は継続していきそうです。

参考資料

LIMOグルメ部