近年では住宅の屋根や郊外の空き地などで太陽光発電のソーラーパネルを見かけることが増えたように思います。

太陽光発電が増えているのは、設置することのメリットを感じている方が多いからといえるでしょう。

一般社団法人「太陽光発電協会」が2020年10月30日に公表した資料によると、住宅用太陽光発電(10kW未満)の導入件数(累積)は267万6116件で、戸建住宅総数(空き家は除く)2875万8600戸の約9%となっています。

しかし2012~2014年度の単年度導入件数は年平均で約31万件あったものの、2015年以降は低調が続き、2019年は約15万件となっています。

経済産業省の資料「今後の再生可能エネルギー政策について」によると、太陽光発電(PV)の導入を希望しない理由の上位に以下のようなものがあります。

  • 初期投資費用が高い
  • 投資回収年数が長い

上記から、初期投資や投資回収年数に対する不安が導入に至らない理由といえそうです。

今後さらに導入を進めるためには、コスト面を改善して設置しやすくすることが当面の課題といえます。

今回は、そんな「太陽光発電」に関するさまざまなことを体験談を交えて話していきたいと思います。