4. 老後に向けてできる対策を2024年からはじめよう

ここまで60歳代の貯蓄額や年金額を確認しました。約3割の方が2000万円を超える貯蓄をお持ちでしたが、非保有の世帯も約2割確認できました。

また、年金額も種類によって平均額も大きく異なり、厚生年金に関しては受給者毎に支給額が大きく異なります。

年金額が少なければ貯蓄額が重要ですし、貯蓄額が多ければ年金に頼る必要も薄れます。

今後の社会保障制度を考えると、年金に期待するのは難しいですから、なるべく貯蓄を持った状態で老後は迎えたいところです。

とはいえ、長引く物価高などで日々の生活が圧迫されると貯蓄額を増やすことが難しいのが現実です。

2024年からはじまる新NISAなどの投資が注目も集めています。リスクもありますが、上手く付き合うことで貯蓄額を増やすことが期待できるでしょう

自分の老後は自分で備える時代になりました。しっかりと備えてお金には困らないように準備は行いましょう。

参考資料

徳原 龍裕