1.2 50歳代の貯蓄事情

続いて同様に、50歳代の貯蓄額も見ていきます。

平均値:1048万円
中央値:53万円

  • 金融資産非保有    :39.6%
  • 100万円未満      :11.5%
  • 100万~200万円未満  :5.5%
  • 200万~300万未満   :4.4%
  • 300万~400万円未満  :3.0%
  • 400万~500万円未満  :1.9%
  • 500万~700万円未満  :3.0%
  • 700万~1000万円未満  :5.5%
  • 1000万~1500万円未満:4.6%
  • 1500万~2000万円未満:4.1%
  • 2000万~3000万円未満:4.1%
  • 3000万円以上      :9.6%
  • 無回答        :3.3%

50歳代でも同様に、平均値と中央値の乖離が大きいですね。

40歳代と50歳代ともに、中央値は53万円です。

貯蓄ゼロの世帯に注目してみましょう。

40歳代では約36%、50歳代では約40%という割合で貯蓄ゼロという世帯がいるようです。

一方で、貯蓄額1000万円超の世帯は、40歳代・50歳代ともに20%程度に。貯蓄がある世帯とない世帯では、二極化している様子がうかがえます。

2. 40歳代・50歳代「おひとりさま」の支出額を知る

貯蓄額の中央値は53万円でした。では、毎月の支出はどれほどなのでしょうか。

総務省の「2019年全国家計構造調査 家計収支に関する結果」より、40歳代・50歳代単身世帯の平均支出額をみていきましょう。