年代別の金融資産3000万円以上を保有する割合
- 全世代 :11.7%
- 20歳代 :1.2%
- 30歳代 :2.2%
- 40歳代 :4.9%
- 50歳代 :10.8%
- 60歳代 :20.3%
- 70歳代 :18.3%
セカンドライフを考えるコツ3選
理想とするセカンドライフは人によって異なるため、ベストな生き方を整理した上で、目標達成のために準備を進める必要があります。
資産が潤沢なのはうらやましいですが、そもそも60歳代以降も働いて収入を得る予定なら、必ずしも多額の資産形成は必要ありません。
ここでは、セカンドライフを考える上でのポイントを3点紹介します。
1. 仕事に対するスタンス
65歳以上も働きたいか、早めに引退したいかをまず明確にしましょう。
近年は、老後になっても働く方が増えています。
長寿化する中、年金だけでは心もとないと感じる方はもとより、心身との健康や社会とのつながりを重視して働く方も少なくありません。
自分の、セカンドライフでの働き方を整理しましょう。
仮に働き続けるのだとすれば、正社員並みにフルタイムで働くのか、アルバイト・パート程度なのか、もしくは何らかの事業を興すという方法もあります。
まず、セカンドキャリアの具体像を描いてください。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年5月29日更新)