事例2:10万円で仮押さえしたのに急かされた
「10万円を入金したら10日は押さえられると言われたから払ったのに、3日目に『他のお客様が購入希望なので今日までに決めてほしい』と言われた」という声もあります。
営業マンの意図
申し込みをさせることで、顧客の購入意識を固める意図があります。
また、申し込み金を支払わせることで、簡単に申し込みのキャンセルができないようにする方法です。
さらに、他の顧客の存在をアピールすることで、早めの契約に誘導します。
対処法
この方法は「抑え込み」の方法です。
実際に購入希望の顧客がいなくても、存在をアピールすることにより、契約に誘導しやすい効果があります。
万が一、複数のハウスメーカーを検討したいのに急かされた場合は「10日間の押さえ期間」をアピールしましょう。
それでもできないと言われる場合は、早急に10万円の返還請求を行うことが必要です。
しかし、実際に検討している顧客がいるケースもあるため、気に入っている場合は契約するのもおすすめです。
購入申し込み書には「申込書の有効期限」があります。
10日間の押さえ期間を証明するために、有効期限を記載してもらうようにしましょう。
事例3:個人のLINEを交換され、休日に誘われる
「個人のLINEを交換され、休日にサッカーやキャンプに誘われる」とお困りの声もありました。
営業マンの意図
顧客との信頼関係を深めるためにプライベートで仲良くなる意図があります。
信頼関係を深めることで、契約に結びつけるためです。
対処法
営業マンと仲良くなることは悪いことではありません。
営業マンの素を知ることで、信頼関係が深まります。
しかし、プライベートに踏み込んでほしくない場合は、誘いをはっきり断りましょう。
中には、悪気なく仲良くなろうとしている営業マンもいるからです。