国土交通省の調査によると、注文住宅を取得した世帯の選択理由で「信頼できる住宅メーカーだったから」が全国で54.7%を占めており、一番多い結果となっています。
住宅のデザイン・広さ・設備等が良かったという理由が37.3%という結果からもわかるように、ハウスメーカーへの信頼は注文住宅を建てる上でかかせません。
中でも営業マンの質は大切であり、ハウスメーカーの顔とも言われているのが事実です。
そこで今回の記事では、嫌われる営業マンの特徴を6つの事例で紹介します。営業マンの意図も解説するので合わせて参考にしてみてください。
冬休みの時間を利用して、マイホームづくりを検討しているという方もいるでしょう。
これから注文住宅を検討している方は、この記事で紹介する「嫌われる営業マン」の特徴を、注文住宅選びの参考にしてください。
事例1:他のハウスメーカーと「比較しても意味がない」と言われた
「1社目で訪れたハウスメーカーで説明を受けたあと、他も検討したいと伝えたところ、「比較しても意味がない」と言われた」という声がありました。
営業マンの意図
ハウスメーカーを選ぶ際には、複数の会社を比較して検討するのが一番良い方法です。
しかし営業マンの心理としては、他社に顧客を取られたくありません。
そのため、以下のような営業トークで他社と比較しないように誘導することがあります。
- 標準仕様や家の建坪単価に違いはない
- 他のハウスメーカーも説明することは同じ
- 足を運ぶのは時間の無駄
対処法
実際に複数のハウスメーカーを比較することで、自分の理想と合うハウスメーカーが見つかりやすくなります。
対処方法としては、相手の営業マンにうまく納得してもらうことが大切です。
例えば「御社も検討するハウスメーカーのひとつです。御社の魅力をもっと知るために比較検討させてください」などとアピールしましょう。
真剣に検討したうえで他のハウスメーカーに決めることで、相手の営業マンは納得します。