事例6:「今日契約したら値引きします」の常套句
「今日契約したら値引きすると言われたが、その理屈がわからないので断った。これは複数のハウスメーカーで言われたから、常套句なんだなと思った」
営業マンの意図
契約獲得のための営業トークのひとつです。
購入を迷っている顧客に対してよく使用されます。
対処法
あくまでも営業マンの目的は契約をさせることです。
そのため「今日中に契約しなければ値引きできない」ということは基本的にありません。
もちろん、値引きする内容が変更になるケースはあります。
例えば、社内キャンペーンの期間が決められている場合です。
キャンペーン期間以外での値引き対応は、上司や会社の判断が必要になるため、営業マンの判断ではどうすることもできません。
本気で検討していることを営業マンに伝えたうえで、値引き期間の延長をお願いしてみましょう。
大幅に期日が過ぎなければ、承諾してくれることもあります。
ハウスメーカーの質の高さは営業マン次第かも
ハウスメーカーの質の高さは、営業マン次第と言っても良いでしょう。
営業マンの質が悪ければ、他のハウスメーカーを検討することがおすすめです。
どうしてもハウスメーカーを変更したくない場合は、担当者の変更をお願いしてみましょう。
ハウスメーカー側にとっても、大切な顧客を他社にとられたくないため、担当者を変更することに応じてくれます。
この記事でご紹介した6つの事例を参考に、営業マンの対応を比較することが後悔しないハウスメーカー選びのポイントです。
参考資料
岩井 佑樹