事例4:他社の悪口ばかりを言う
「あそこのハウスメーカーの構造では耐震強度が低い、など他社の悪口ばかり言われた。内容も信用できないし、そこの会社の強みもわからないので断った」という人もいます。
営業マンの意図
他社のデメリットを顧客に知らせることで、選択肢から除外させる意図があります。
対処法
悪口の内容が事実だとしても、他社を蹴落とす方法は顧客にとって不快感を感じます。
他社と比較する上で、デメリットを知ることは必要ですが「文句」や「悪口」を言う営業マンはおすすめできません。
きっぱり断るか、担当者を変更してもらうのがおすすめです。
質の高い担当者は、他社のデメリットだけでなく自社のデメリットをしっかり説明したうえで「比較してください」と素直に言ってくれます。
さらに、他社の魅力を説明したうえで、比較をすすめてくるハウスメーカーはなおさら信頼できるでしょう。
事例5:友達を紹介してくださいばかり言われる
「契約もしていないのに、誰か紹介してくださいと何度も言われ、そのまま足が遠のいた」という声もありました。
営業マンの意図
自己の売上げのために、見込み客を増やしたい意図があります。
見込み客が増えれば、自分のノルマを達成できるからです。
対処法
住宅の引き渡しや、決済時に「もし住宅を検討している方がいたら紹介してください」とお願いするのが一般的な営業です。
しかし、契約もしていないのに、誰かの紹介をお願いする営業マンはデリカシーがないと考えましょう。
顧客の満足よりも、自分の売上のことを考えている可能性が高いため注意が必要です。
担当者を変更してもらうか、他のハウスメーカーに切り替えることも検討しましょう。