2024年1月から新NISAが始まります。
「投資初心者には投資信託の積立がおすすめ」とは聞くものの、そもそも投資信託をよくわかっていない人もいるでしょう。
実際、投資信託にはさまざまな種類があり、つみたてNISAの対象投資信託だけでも261本(2023年11月22日現在)あります。
何をどんな基準で選んだらいいのか、初めて購入する時は悩むと思います。
そこで、投資信託の概要と種類を解説し、さらに初心者におすすめの投資信託をご紹介します。
購入前に投資信託をしっかり理解しておきましょう。
投資信託とは
投資信託とは、投資家から集めた資金を運用の専門家が株式や債券などに投資・運用して、その成果を投資額に応じて投資家に還元する仕組みの金融商品です。
投資信託は3つの会社で役割分担し、運用されます。
*販売会社(証券会社・銀行など)
投資家の窓口となり、投資信託の販売や換金、分配金の支払いなどを行います。
*委託会社(運用会社・投信会社)
投資信託を作り、投資家から集めた資金を運用します。
専門家が様々な情報を収集・分析して、運用方針を立て、受託会社に対して、運用の指図を行います。
*受託会社(信託銀行など)
投資家から集めた資産を保管・管理します。
また、委託会社からの運用指図に従い、株式や債券などの売買を行います。