知っておきたい投資信託の基本用語
*基準価額
投資信託の価格を「基準価額」と呼びます。
投資家は基準価額に基づき、投資信託を購入・換金します。
基準価額は1日1回組み入れている株式や債券などの時価評価額をもとに算出します。
*分配金
投資信託の運用で得られた収益を投資家に分配するのが分配金です。分配金の有無や金額はその時の運用状況や分配方針によって異なります。
分配金は投資信託の純資産から支払われるため、分配金が支払われるとその金額分、基準価額は下がります。
分配金には「普通分配金」と「特別分配金」があります。原則、運用益を分配する「普通分配金」は課税され、元本の払い戻しとなる「特別分配金」は課税されません。
しかし、NISA口座で購入した投資信託の「普通分配金」は非課税となります。
投資信託には、毎月や半年、1年ごとに分配金が支払われるタイプと、分配金を支払わずに再投資するタイプがあります。
分配金があるタイプは運用益をその都度得られるのがメリットですが、分配金がないタイプは、分配金が投資家に支払われず再投資されるので、複利効果によって収益性が高くなるメリットがあります。