パートより派遣のほうが時給が高い?意外と知らない「派遣」のメリットとは
「派遣」を活用したことがない人にとっては、直接雇用ではなく間接雇用であり、契約書で細かく業務内容を決めることから、「なんだか手続きが面倒」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、パートにはない派遣ならではのメリットも多く存在します。
エン・ジャパン株式会社では、「派遣とパート・アルバイトの違い」についてアンケート調査を実施しました。
調査概要は下記のとおりです。
- 調査方法:インターネットによるアンケート
- 調査対象:『エン派遣』を利用しているユーザー
- 有効回答数:4221名
- 調査期間: 2023年9月1日~10月1日
- リリース公開日:2023年10月30日
上記調査の結果、パートと比較した際に派遣のメリットだと思うことにおいて、「条件に合う仕事を探してくれる」「時給の相場が高い」ことが上位に挙げられました。
派遣の場合は、派遣会社が条件に合う仕事を探してくれるケースが多く、自分で探す手間が省けるうえに、自分に合った勤務先を見つけてくれるのは、忙しい主婦にとっては嬉しいポイントです。
また、パートと比較すると派遣の時給の相場が高いのも、メリットと感じる人が多いようです。
実際に、一般社団法人 日本人材派遣協会の「派遣社員WEBアンケート調査」によると、派遣社員の給与は、東京都・愛知県・大阪府の大都市エリアでは平均1621円で、その他の地域では平均1348円となっています。
一方で、厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和4年度分結果確報」によると、パートの給与は1248円となっています。
大都市エリアと比較すると約400円、その他の地域と比較しても約100円の差があり、時給に大きな違いがあることがわかります。
ただし、派遣では交通費が支給されないこともあるため、支給内容はしっかり確認する必要があります。
そのほかにも、「トラブル発生時は派遣会社が対応してくれる」「業務内容の変更や交渉がしやすい」など、派遣会社が中間に入って対応してくれるなどのメリットがあります。