大学生一人暮らしにかかるお金はどのくらい?実家暮らしと比較してみよう
一人暮らしを始めると、家賃や光熱費がかかるぶん実家暮らしよりも生活費が高くなることが考えられます。それでは、実際にいくらぐらい違いがあるのでしょうか。
日本学生支援機構がまとめた資料をもとに、1年間の学費と生活費の合計金額の比較表を作成してみました。
ひとり暮らしの平均値を比べると、大学はおよそ55万円、短期大学はおよそ49万円、実家暮らしより合計が高いことが分かります。
また、1年間の生活費のみを抽出すると以下の表のような金額になります。
生活費のみを見てみると、一人暮らしの方が実家暮らしより2.7~2.9倍近く高い結果になりました。
家賃や光熱費などの有無が影響するため、負担は決して軽くないでしょう。
大学生一人暮らしの費用は高くなりやすい!計画的な資金準備を
日本学生支援機構が発表した資料によると、大学生一人暮らしの費用は実家暮らしより50万円前後高くなることが分かりました。
やはり家賃や光熱費がかかる分、高くなりやすいことが考えられます。
毎年数十万円から100万円以上の学費に加えて生活費もかかるので、計画的に資金を準備することが大切と言えますね。
早めに資金計画を立てるようにしてみましょう。
参考資料
太田 彩子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年9月4日更新)