50歳代「老後資金は500万円未満」が約半数に
では、みなさん50歳代では貯蓄をどれくらい保有しているのでしょうか。
ベンチャーサポート相続税理士法人が50歳代会社員向けに実施した「老後資金と働き方」調査によると、約半数は老後資金として準備している資産額を「500万円未満」と回答しています(有効回答数1004人。2023年10月11日公表)。
また、同じアンケートでは、80%以上の方は「老後生活が不安」と回答しています。
さらに「老後も働き続ける」「働き続ける可能性がある」と答えた方も、合わせて80%以上いました。
その理由の多くは「生活資金を賄うため」とあり、老後の生活費の不足を懸念する方が多い状況が浮き彫りとなっています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。