生活福祉資金貸付制度:貸付できる資金の種類

生活福祉資金貸付制度の種類は、貸付する目的ごとに4種類あります。

  • 総合支援資金:生活再建の間に必要な費用や賃貸契約を結ぶために必要な費用
  • 福祉資金:一時的に生計の維持が困難な場合の費用や介護などに必要な経費
  • 教育支援資金:高校や大学に入学もしくは修学に必要な経費
  • 不動産担保型生活資金:居住用の不動産を担保として生活資金を貸し付ける資金

それぞれの貸付の限度額は、以下の通りです。

教育支援資金と、不動産担保型生活資金の限度額は以下の通りです。

以上より、それぞれの目的で資金の貸付限度額も異なります。

では、それぞれの貸付金にかかる利子や連帯保証人の必要があるのか確認しましょう。

生活福祉資金貸付制度の利子や保証人は?

生活福祉資金貸付制度の保証人の必要性と利子について確認します。

生活福祉資金貸付制度を受ける場合の保証人

生活福祉資金貸付制度の保証人は、必要な場合と不要な場合に分かれます。

それぞれの貸付制度ごとに、確認しましょう。

  • 総合支援資金:原則必要だが保証人なしでも貸付可能
  • 福祉資金:原則必要だが保証人なしでも貸付可能(緊急小口資金は不要)
  • 教育支援資金:不要(世帯内で連帯仮受人が必要)
  • 不動産担保型生活資金:必要(要保護世帯向けの場合は不要)

教育支援資金を除いて保証人が必要ですが、保証人をたてなくても貸付できる場合もあります。

では、保証人の有無で貸し付けの利子に影響があるのか確認しましょう。