【年金の一覧表】60歳~90歳以上「厚生年金と国民年金」は平均いくら支給されている?
今日は2023年度3回目の年金支給日!
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今日は2か月ぶりの年金支給日でした。老後生活になると、この偶数月が楽しみな方も多いのではないでしょうか。
このうち「厚生年金」については、受け取れる金額が勤続年数や収入によって異なります。
現役世代として働かれている皆さんは、将来自分がどのくらいの年金を受け取れるのかご存知でしょうか。
年金だけでの老後生活、果たして安心できるのか気になるところです。
そこで今回は、今まさに年金を受け取っている60歳代~90歳代の方たちの年金受給額を見ていき、「年代と年金」の関係性を見ていきます。
年金事情を知ることで、老後の生活について考えていきましょう。
1. 日本の年金は2階建て
最初に、日本の年金制度を簡単に確認しておきましょう。
日本の年金制度は、1階部分の国民年金と2階部分の厚生年金から成っています。
こちらに合わせ、3階以上の年金として企業年金やiDeCo、個人年金保険などで備えている方もいます。
1.1 国民年金の特徴
- 国民年金の加入対象は、日本国内に住むすべての20歳から60歳未満の人
- 保険料は皆一律の月額1万6520円(2023年度)
1.2 厚生年金保険の特徴
- 厚生年金の加入対象は、公務員や会社員など
- 現役時代の加入期間や年収(報酬比例)によって受給額に差が生じる
それぞれ異なることがわかります。特に厚生年金は現役世代の収入や加入期間に左右されるため、個人差が大きいことで有名です。
では、年代ごとではどうでしょうか。
厚生年金の受給額が決まる計算式に用いる「乗率」は、改定のたびに減少傾向が続いています。そのため、厚生年金受給額は年齢が若いほど低い傾向にあります。
実際に、年金受給額を1歳刻みで確認しましょう。
執筆者
千葉工業大学卒業後、株式会社LOFTに入社、その後東京海上日動あんしん生命保険に入社し、4年間保険営業を経験。現在は個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。幅広い世代への資産運用のアドバイスにおいて、バランスを考えた提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)