【富裕層】1億円超のお金持ちは何パーセント？「資産家たちの共通点3つ」元金融機関職員が語る富裕層のマインドを参考に資産形成を

2. 富裕層に共通するマインドは意外にも身近

筆者は金融機関に勤務していたとき、多くの富裕層と接してきましたが、特に共通するマインドが3つあると感じました。特別なものではなく、意外にも身近に感じるポイントです。

もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、ひとつずつ見ていきましょう。

富裕層のかたは本当にモノを長く、大切に、丁寧に使います。

筆者の知り合いの富裕層の方も、自分が気に入ったものを長く大切に使われています。筆者の場合、高い買い物をしたものは丁寧に使い、安く買ったものは存外に扱ってしまうことも少なくありません。

しかし富裕層の方は、例え100円で買ったものでも、100万円で買ったものと同様に丁寧に扱います。

モノを大切に使う、この部分のマインドが印象的でした。

二つ目のポイントは掃除が大好き、そしてキレイ好きな方が多いという点です。

富裕層の方は朝早く起きてまず掃除を行い、さらに帰宅してからも更に掃除を行うという話を聞いたことがあります。

起業家の富裕層の方は、集合オフィスのほかのフロアに落ちているゴミもその場で手で拾い、自身のポケットに入れる、そんな方が多い印象です。

理由としては、いついかなる時でも、自分の存在している場所はきれいに使いたい、そしてごみを拾うことはそれがそのまま、徳を拾うことにつながる、このように考えているようです。

大谷翔平がごみを拾うマインドを、当たり前のように富裕層の方は兼ね備えているということです。

最後のポイントは褒め上手という点です。

富裕層の方は、どんな人に会ったとしてもその人のネガティブな言葉は一切吐かないという人が多いです。

常に接する人の良い部分をしっかりと見て、接した人にとって一番言われたらうれしい言葉を選定して気持ちを伝えてくれます。

お金に余裕があり、自分に余裕があるからこそできる技なのかもしれません。お金がない人、余裕がない人こそ、ネガティブな言葉を吐いてしまっているのかもしれませんね。