入域料の導入とゴンドラ乗船人数の改定

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こうした諸問題の解決には、お金がかかります。ベネチア市長ブルニャーロ氏は、2024年からベネチア市の訪問者に1人当たり5ユーロを徴収することになると発表しました。

また、ゴンドラ1艘の乗船人数が6人から5人へと改定されました。理由は観光客の平均体重が重くなりすぎて、安全の確保が難しいからなのだとか。

ゴンドラの漕ぎ手たちの1人は新聞のインタビューで「ハンバーガーやパスタが美味しすぎるのが問題だね」とユーモラスに答えています。肥満という社会問題もまた、ベネチアを悩ませるひとつの要素というわけです。

ベネチアの抱える諸問題から目を背けないで観光を

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ベネチアが抱える諸問題は、決してベネチアの人々だけの問題ではありません。

観光客としてベネチアを訪れるときは、長い歴史、文化、地球規模の課題にも思いを馳せつつ、その美しい景色を楽しみたいものです。

参考資料