【国民年金・厚生年金】8月15日に「約44万9000円」を受け取ることができるのはどんな夫婦なのか。 2023年度は前年比で最大2.2％の年金額引き上げ

厚生労働省によると共働き世帯は、年々増加傾向にあります。

将来受給できる年金は、現役時代の働き方によるため現役世代に共働きであることは将来の年金受給額に大きく影響します。

働き方は各世帯によってバラつきがあるため、一概には言えませんが、今回タイトルにもある通り「約44万円9000円」振り込まれる夫婦はどのような夫婦かを考察できればと思います。

1.「国民年金・厚生年金」は2階建て

日本の年金制度は「国民年金」と「厚生年金」の2つの制度で構成されています。

1.1 国民年金（1階部分）

国民年金は、主に自営業者やフリーランスが加入する年金です。厚生年金（第2号被保険者）の配偶者に扶養される専業主婦・専業主夫も国民年金の対象となります。

• 加入対象：原則として日本に住む20歳から60歳未満の方
• 保険料：一律（年度ごとに見直し）
• 年金額：40年間（480カ月）全て納付すれば満額受給（未納期間があれば満額から減額）