経済力に負けない体験作り
何かを体験するにはお金が必須という風潮が強まっていますが、コストを抑えて学校以外の場で様々な経験を積むことができます。
とくに公的機関で主催しているイベントは費用も抑えられておりオススメです。広報誌や市民会館や図書館に団体のパンフレットやイベントのお知らせが置いてあるので足を運んでみてください。
- 図書館の子ども向けイベント
- 児童館主催の多種多様な活動
- 自治体主催のワークショップ
以上のものは無料や参加費も安価で実施されていることが多く、手軽に参加できます。
また、自治体主催の親子向けのハイキングやクッキング教室も民間団体主催よりも参加費がリーズナブルです。
ただし、結局は親のイベントを探す意欲がカギになります。現実的に子どもが自分からイベントを探して「参加したい」とせがむことは少なく、親が「子どもにプラスになることを」という気持ちがなければ、見つけることもできません。
子ども時代の経験は成長に欠かせない
学校外の体験は家庭の経済力次第と諦めてしまうと、子どもの成長を促す貴重な体験のチャンスを逃してしまうことになります。
大人になってからも、子ども時代の特別な体験は「楽しかったな」「ハイキングはきつかったな」という感情とともに長く記憶に残ります。
継続した習い事をさせるのが難しくても、地域で行われている低予算で参加できるイベントに積極的に参加して、体験格差を乗り越えていきたいですね。
参考資料
中山 まち子