2. 【60歳代】65歳からの老齢年金「平均受給額(月額)」
老齢年金の受給開始年齢は、原則65歳となりますので、65歳~69歳までに絞って国民年金・厚生年金それぞれの平均受給月額を見ていきます。
2.1 【65歳~69歳】国民年金「平均受給額(月額)」:5万7739円
《65歳~69歳「国民年金」平均年金月額:5万7739円》
- 65歳:5万8078円
- 66歳:5万8016円
- 67歳:5万7810円
- 68歳:5万7629円
- 69歳:5万7308円
2.2 【65歳~69歳】厚生年金「平均受給額(月額)」:14万3613円
《65歳~69歳「厚生年金」平均年金月額:14万3613円》
- 65歳:14万5372円
- 66歳:14万6610円
- 67歳:14万4389円
- 68歳:14万2041円
- 69歳:14万628円
※上記の金額には国民年金部分を含みます。
国民年金の平均年金月額は約5万8000円、厚生年金の平均年金月額は約14万3000円です。
夫婦二人世帯で妻も夫も国民年金なら約11万6000円ということになります。国民年金のみ受給対象となる方は、単身世帯・夫婦二人以上世帯ともに、貯蓄は必須といえそうですね。
また、厚生年金の方も決して十分とはいえる金額ではないでしょう。厚生年金は現役時代の加入期間や年収によって年金額が決定する仕組み上、個人で大きなバラつきが見られます。
「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」などで、現時点の加入状況における年金見込額を確認してみると良いでしょう。