厚生労働省が発表した調査では、専業主婦世帯の割合が1980年では1114万世帯だったのに対して、2021年には566万世帯にまで減少しています。
一方で、共働き世帯においては1980年では614万世帯だったのに対して、2021年には1247万世帯と著しく増加傾向をたどっており、夫婦としての在り方が時代とともに変わっている現状がうかがえます。
そんな現代においては、家計の負担割合や貯蓄できる割合も以前と変化しつつあるため、結婚するパートナーを見つける際には「金銭感覚」が合っているかを確認しておくことが大切になります。
2023年6月22日にリリースされた調査によると、9割の男性が恋人の「節約」に好印象を抱くことがわかりました。
調査結果の詳細や、「倹約家」と「ケチ」の違いについて紹介していきます。
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婚活をするうえで、相手の「金銭感覚」を知っておくべき理由
婚活をしていくなかで、気になる相手の「金銭感覚」を知っておくことは大切です。
裁判所の司法統計の発表した調査データでは、夫婦の離婚の原因として、妻・夫共に「浪費する」ことが上位にあがっています(【図表1】参照)。
上記データをみると、金銭感覚の違いによって離婚するケースも少なくないことがわかります。
「お金」に関する内容は、なかなか切り出しにくい内容であるゆえに、結婚後にお金の価値観が合わないことが判明しても「今さら言いにくい」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、結婚をすると今まで一人で決めていた金銭事情を、二人で決める機会が多くなります。
たとえば、家のローンや子どもの教育費、老後資産などが挙げられます。
上記に必要な費用をいざ貯めようとなった際に、相手との金銭感覚に違いがある場合は、思うように貯蓄ができないケースも出てくるかもしれません。
結婚後に金銭感覚の違いでトラブルが生じないように、まずは「金銭感覚」の1つとして、「相手が節約をする人か」「浪費をしない人か」などを、事前に確認しておけると良いでしょう。