3.非課税保有限度額(総枠)の再利用が可能に

新NISAでは、非課税保有限度額として総枠1800万円(うち成長投資枠1200万円)が新設されます。

さらに大きな特徴として、枠の再利用が可能になります。

生涯非課税限度額については買付け残高(簿価残高)で管理され、NISA口座内の商品を売却した場合には、当該商品の簿価分の非課税枠を再利用できるようになります。

たとえば1800万円投資しても、そのうち100万円を売却したら、その翌年に100万円の利用が可能となります。

現状そこまで運用できないという方も多いと思いますが、より運用をしやすくなったと言えるでしょう。

4.新NISAの非課税保有期間の無期限化・恒久化がメリットにも、デメリットにも

新NISAは非課税保有期間が無期限化され、恒久化される予定です。これにより、いつでも運用がはじめやすくなるでしょう。

現行NISAは期限が決まってますが、運用をはじめるには「生活費の約半年分を用意してから」「もう少し家計に余裕ができてから」といった方も多いと思います。

焦ることなく、いつでも運用がはじめられるのは新NISAのメリットでしょう。

一方で、期限がないため、逆に先延ばしもしやすくなります。運用に興味はあるものの、いつでもはじめられるため、結局なかなかはじめないという方が出てくることも考えられます。

運用はリスクはありますが、たとえば積立投資には利息に利息がつく複利の効果というものがあります。

出所:金融庁「投資の基本」

一般的には、投資期間が長いほど複利効果も大きくなる傾向があります。

このような傾向も踏まえながら、ご自身にあわせた資産形成を適切なタイミングで検討するといいでしょう。

新NISAに向けた情報収集を

少子高齢化のいま、個人が資産形成をする必要性はより高まるでしょう。

人生100年時代に向けて、まずは新NISAに関する情報収集をおこなってはいかがでしょうか。

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参考プレスリリース

  • 楽天証券「楽天証券、NISA・iDeCo 2021年新規口座開設が業界最多に!」2022年3月30日

制作:NP・UX推進室

参考資料

宮野 茉莉子