遺産とは「相続財産」とも呼ばれ、亡くなった人が持っていたすべての財産のことを指します。

相続はいわば親世代から子ども世代への「バトンタッチ」です。とはいえ日頃関係が良好な家族どうしでも、何のきっかけもなく話題に出すことは難しいかもしれません。

70歳代にもなると、「自身なき後」について考えたことがない人は少ないでしょう。いまの70歳代の老齢年金世代は、働き盛りの40歳代などからみると「親世代」にあたるケースも多いはず。

今回は70歳代世帯のお金事情を軸に、40歳代との世代間比較や「遺産」に関する考え方について確認しながら、親子で考える「相続」についてもお話していきます。

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