「人生100年時代」が近づくいま。元気でゆとりある暮らしを送って長寿をまっとうできれば喜ばしいことです。しかし、「長生きリスク」なる言葉も生まれる今、老後の収入確保は喫緊の課題だと言えます。
2022年12月に発表された厚生労働省年金局の「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の受給額は月平均で14万3965円です。
男女で差があると言われる厚生年金ですが、男女全体の平均額をクリアする「月額15万円」を受給している男性は何パーセントほどいるのでしょうか。最新データから、厚生年金の受給額事情に迫っていきましょう。
※記事中で紹介する厚生年金の金額には、国民年金を含みます。