家事動線をよくする間取り1. 水回りを集約する
家事動線は、水回りを集約することで家事ストレスが軽減されます。
集約すると効率が良くなる水回りは、以下の3つ。
- キッチン
- お風呂
- 洗濯場
水回りをぐるっと回遊できる間取りにすれば、行き止まりなしで移動でき、それぞれの家事のストレスを減らせます。
水を使う調理・洗濯など、家事では同時進行することも多いです。
たとえば、料理をしている合間に洗濯機を回すこともあるでしょう。
家事を効率よく快適におこなうためには、水回りの距離が近い間取りが理想です。
家事動線をよくする間取り2. 洗面所を独立させる
「朝の身支度で洗面所が渋滞する」「誰かがお風呂に入っていたら洗面所が使えない」といった悩みが、後から出てくる洗面所問題。
水回りをまとめたにもかかわらず、家族が多いと使う時間がかぶってしまい、使いにくくなっては意味がありません。
独立した洗面所を置く間取りは、家族が朝の支度や、お風呂に入っているときにも気にせず身支度できるようにするためです。
通路をふさがないように、しっかり家事動線を確保した間取りにしましょう。
家事動線をよくする間取り3. キッチンとダイニングを横並びにする
家事動線を短くする定番の間取りは、キッチンとダイニングを横並びにすることです。
横並びにすることで、食材を一時置きする場としても活用でき、料理の配膳・下膳の負担が減ります。
小さな子どもがいる家庭では、食事のお世話がしやすくなり、育児や家事をする時間を短縮でき、心に余裕が生まれるでしょう。
また、食事中に飲み物を取りにいったり、複数人で料理をするときにダイニングテーブルを調理台代わりに使えたりと、さまざまなメリットがあります。