【年金月額】厚生年金「25万円超」はどれほどレアなのか。将来の資産を作るヒントとは
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暦の上ではすでに春とはいえ、寒さはいましばらく続きそうですね。
光熱費の恐ろしいほどの値上がりがしばしば話題となっています。コロナ禍でリモートワークが普及したいま、電気代の請求額が想定外の金額となり青ざめたというご家庭も多いでしょう。
週に2~3回ほど出社勤務をする筆者にとっても、近頃の光熱費の高騰は恐怖です。これが老後の年金暮らしで週7日在宅となれば、その懐事情は察するに余りあります。
生命保険文化センターの調査によると、夫婦世帯の「老後の最低日常生活費」は平均23万2000円。老後の年金からは税や社会保険料などが天引きされることなども考慮すると、若干ゆとりを持たせた25万円程度を一つのラインとみてもよさそうですね
今回は、厚生年金を月25万円以上受給している人の割合を調査し、退職後の未来を支える資産づくりについて考えてみたいと思います。
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執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。