物件価格が安く、高利回りが期待できる築古物件。建物劣化によるリスクがあり新築に比べると難度が高いとされますが、関心を持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、投資対象としての築古物件のメリット・デメリットについて解説します。併せて購入物件選定を含めた、成功のためのポイントについても触れていますので、運用の参考にしてください。
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1. 築古物件の定義とは
建築後、相当の年数を経過している物件を築古物件と呼びますが、法的に築〇年といった明確な定義はありません。不動産業界では、おおむね築30年以上を経過した物件を築古として取り扱うことが多いです。
つまり、物件種別によっては法定耐用年数を超えていることになります。建物を使うことはもちろん可能ですが、相応の修繕やリフォームが必要となるため、格安で販売されているのです。
築古でも特に劣化が大きな物件については、ボロ物件と呼ばれることもあります。