年金振込通知書で「手取り額」の確認を。天引きを予定しておこう
今回は年金について2023年度の最新受給額と、また2021年度の平均額を確認してきました。
ただ、一般的には年金からは健康保険料や住民税など、社会保険料や税金が天引きされて支給されます。
年金の手取りを知るべく確認したいのは、「年金振込通知書」です。
「年金振込通知書」とは、毎年6月に、金融機関等の口座振込で年金を受け取られている方にお知らせされるものです。
年金振込通知書では、6月から翌年4月(2か月に1回)まで毎回支払われる金額が記載されています。
公的年金については最新受給額や平均受給額についてだけでなく、ご自身の手取りを確認した上で、マネープランを立てるようにしましょう。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。