2月に入り、お子さんが入園や入学を控えるご家庭も多いのではないでしょうか。

最近では共働きが主流といわれており、春から働きはじめようか考える方もいるでしょう。

ただ、特にお子さんがまだ幼稚園や小学生の場合、仕事と育児の両立に負担を大きく感じ、働こうか悩まれる方も多いですよね。

はじめから専業主婦を希望、という方もいると思います。

時代によって左右されやすい女性の生き方ですが、現代の状況と女性たちのホンネを見ていきましょう。

【専業主婦vs共働き】リアルな割合はどれくらい?

今は共働きが主流とよくいわれますが、実際にはどれくらいいるのでしょうか。

厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」によると、18歳未満のお子さんがいるご家庭で働いている女性は75.9%でした。

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出所:厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」

同調査によれば2004年は56.7%でしたから、およそ17年で20ポイント近く増えていることになります。

内訳を見ると、正規の職員・従業員が29.6%、非正規が37.3%となっており、非正規で働く女性が多めだとわかります。

末っ子の年齢別に見た、母親の仕事状況も確認しましょう。

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出所:厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」

正規社員の場合は0~2歳の割合が多めで、年齢が上がるにつれて割合は基本的に減少しています。

一方で非正規社員の場合は0~2歳少なめで、年齢が上がるにつれて割合が上がっていきます。

また、0~2歳は「仕事なし」の方の割合も多いのがわかります。

共働きが主流といっても、ここ最近のことです。育休をとって正社員を続ける人がいる一方で、子どもが小さい間は専業主婦で育ってきたらパートをはじめるという方も多いと考えられるでしょう。

働いているけど「本当は専業主婦になりたい」女性も

共働きと専業主婦の割合を確認しましたが、今は価値観の過渡期でもあるため、今後もこの割合は変化していくでしょう。

また、現状はまだ「仕事と家事育児が両立しやすい」と言うまでには遠く、すべてを抱えて疲弊する女性も少なくありません。

子どもが小さい間は夜間授乳や夜泣きなどで常に睡眠不足となり、また急な休みをとったり頻繁に通院したりする必要もあるため、迷うことなく両立するにはそれなりの環境整備などが必要です。

ソニー生命保険株式会社が全国の20歳~69歳の女性1000人に対し行った「女性の活躍に関する意識調査2022」によれば、働いていても専業主婦になりたいと考える女性が一定数いることがわかります(2022年11月1日公表)。

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出所:ソニー生命「女性の活躍に関する意識調査2022」調べ

同調査で有職女性(675 名)に本当は専業主婦になりたいか聞いたところ、「そう思う(計)」は 33.0%、「そう思 わない(計)」は 40.6%でした。

年代別の「そう思う(計)」の割合も確認しましょう。

本当は専業主婦になりたい働く女性の割合

  • 20代:43.2%
  • 30代 :33.3%
  • 40代 :30.3%
  • 50代 :28.7%
  • 60代 :24.1%

※ソニー生命調べ

「本当は専業主婦になりたい」女性は、年代が上がるほど低くなる傾向にあります。

特に20代では4割と、他の年代に比べて多いのがわかりますね。

これにはさまざまな要因があると考えられますが、特に20~30代で多いのは育児や家事との両立の大変さもあると考えられるでしょう。

専業主婦か、共働きか。情報収集をして自身の選択を

一昔前は専業主婦が当たり前でしたが、今は共働きが主流になりました。

時代の流れは常に移り変わるものですが、大切なのはそれに惑わされることなく、ご自身の今の状況や気持ちを考えることでしょう。

お子さんによってはなかなか集団生活に慣れない子や、持病を抱える子などもいます。また親側もどれだけ体力があるか、どのような性格や何に適正があるかは個人により大きく異なります。

ご家庭による事情もありますが、どのような子育てをしたいか、どのようなキャリアを積みたいか、どのような暮らしをしたいかは人それぞれ。ご自身の本音と向き合うことが大切でしょう。

また、今は家電やお惣菜、食材宅配など、便利なモノやサービスが増えてきています。働く際には情報収集を重ねて、働き出す前から早めに導入しておくといいでしょう。

人生一度きりです。現時点でのご自身の気持ちについて、まずは考えてみてくださいね。

参考資料