1.2 【その2】素早い決断を好む
先ほどの「時間」にも関連しますが、富裕層の方の多くに、スピーディーな決断を好む傾向がみられました。
物事一つ決めるにしても、迷って結論を出さない理由ばかりを並べていると、大きな機会損失につながると考えています。
「良いと思ったものは良い」と自分の判断に自信をもっており、「即断・即決・即行動」という考えが自然と身についているのではないかと思います。
1.3 【その3】長期的な目線で物事を考える
目先の損得にとらわれることなく、最終的に自分にメリットがありそうな対象には、積極的に先行投資を行います。
「資産運用」もその一つといえるでしょう。将来の金融資産を増やすために、「今」ではなく「先」を見据えて行っている、ということです。
富裕層のみなさんは、今このときを大切にしながらも、将来を見据えたマネープランを、常に具体的にイメージされていた印象があります。
1.4 【その4】発想に柔軟性がある
「富裕層」の共通点として最後に挙げたいのが、「発想の柔軟性」といえるでしょう。自分の考え方だけにとらわれず、色々な人の話を聞き、多様な考えを受け入れるといった姿勢です。
自分の考えに固執すればするほど、視野が狭くなり固定概念にとらわれがちになります。
周囲の話からヒントを得て自分自身の考え方に取り入れたり、アレンジしたりすることで自分の武器にしている方が多いのだと感じました。