この記事のポイント

  • 40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額は、平均916万円・中央値300万円
  • 50歳代・二人以上世帯の金融資産保有額は、平均1386万円・中央値400万円
  • 40歳代~50歳代は「老後に向けた資産形成」も視野に。不労所得づくりのポイントや注意点を紹介

40歳代~50歳代になってくると、会社員として最も脂が乗り、収入がピークを迎える方も多いのではないでしょうか。この時期が最も人生で大事な瞬間、と感じる人は少なくないかもしれません。

一方で、会社によっては50歳代になると出向や役職定年などで収入のピークアウトを迎える方もいるでしょう。一方住宅資金や教育資金に追われ、支出もピークを迎える世帯も多いです。ご自身の収支について、改めて点検したい時期でもあるでしょう。

そして何より、そのあとにやってくるリタイヤ後の生活を支える「老後資金」の準備も気になり始めるところですね。

そこで本日は、銀行で約15年の経験をもち、現在はFPの資格保有者としてファイナンシャルアドバイスを行っている筆者の視点で、今の40歳代~50歳代の貯蓄の動きや、資産づくりのポイントについてお話ししていきます。

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