2. 50歳代「みんなの貯蓄額」平均と中央値・分布をみる
次に50歳代の貯蓄と内訳をみましょう。
2.1 【50歳代・二人以上世帯】金融資産保有額
(金融資産を保有していない世帯を含む)
金融資産保有額
- 平均:1386万円
- 中央値:400万円
2.2 金融資産保有額の分布
- 金融資産非保有:23.2%
- 100万円未満:8.9%
- 100~200万円未満:6.5%
- 200~300万円未満:4.5%
- 300~400万円未満:4.0%
- 400~500万円未満:3.4%
- 500~700万円未満:6.4%
- 700~1000万円未満:6.3%
- 1000~1500万円未満:8.0%
- 1500~2000万円未満:5.7%
- 2000~3000万円未満:6.6%
- 3000万円以上:12.9%
- 無回答:3.5%
【参考】年間手取り収入(税引後)
- 平均:654万円
- 中央値:600万円
40歳代で300万円であった中央値は、50歳代で400万円に上っています。また、平均額に関しては、916万円から1386万円まで上がっています。
50歳代は、収入のピークを迎え、子どもの教育費や住宅ローンから解放されたりする世帯が増え始める時期。これが、40歳代と比較して貯蓄額が増えている背景の一つであることは確かでしょう。