年収600万円以上稼ぐ人は全体のおよそ2割
国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査 」によると、日本人の平均給与は443万円(男性:545万円、女性:302万円)です。
そうした中で、年収600万円台(年収600万円超 700万円以下)の人は6.7%、年収600万円以上の人は21%です。
また、年収600万円台の人の割合は男女によっても差があります。
男性で「年収600万円超 700万円以下」の人は全体の9.4%です。参考までに、年収600万円以上の男性は全体の30%程度になります。
一方、女性で「年収600万円超 700万円以下」の人は全体の3%です。年収600万円以上の女性の場合、全体の7%台にとどまります。
執筆者
学習院女子大学(国際交流学部・国際コミュニケーション学科卒)卒業。学部3年次にワシントンD.C.に所在する政府機関に訪問し、国際社会における日本の在り方について考えた。大学在籍中にファイナンシャルプランナー3級を取得。その後、都内大学院に進学し、19世紀アメリカにおけるライフスタイル、女性の生き方、女子教育・個人主義などについて研究。これらの知見を活かし、教育にかかる費用や貯蓄、公的年金制度などの金融&ライフをテーマとした記事を中心に執筆している。時代とともに変化する女性の進学・就職・キャリアの動向や、近年増加傾向にある「おひとりさま」の生き方を官公庁の統計データ等から紐解き、現代社会と絡めて考えていくスタイルの記事を得意とする。(2024年3月11日 更新)