年収600万円に達するには「自分に合った仕事選び」が前提
本記事で見たように、業界ごとに年収600万円以上稼ぐ人の割合は大きく異なります。
そのため、「年収600万円以上稼ぎたい」という方は職業を決めるにあたって「業種別の給与階級別構成割合」も参考にしてみてもよいでしょう。
ただし、「年収600万円以上稼ぎたいから」という理由のみで業種や職業を選択すると、ミスマッチなどで転職を検討しなければならなくなる可能性も高くなるため注意が必要です。
たとえ業界年収が低くても、自分に合った職業であれば日々のパフォーマンスや能力などが認められて収入がアップする見込みもあるでしょう。
自分の特徴や企業の将来性などを考慮しながらキャリアについて考えてみてください。
参考資料
- 国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査 」
- 総務省「家計調査報告家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
- 全国宅地建物取引業協会連合会・全国宅地建物取引業保証協会「一人暮らしに関する意識調査(2018年3月)」
- 厚生労働省「2021年国民生活基礎調査」Ⅱ各種世帯の所得等の状況
西田 梨紗