賃貸住宅を借りて生活しているときに起こった突然の水回りトラブル…。

予期せぬトラブルに慌てないよう、あらかじめ対処法を知っておくことが大切です。

基本的には管理会社や貸主に連絡して、修理を依頼することになります。発生原因により修理費用を負担する人が変わるのが一般的です。

そこで今回は、賃貸住宅で水回りトラブルが起きた場合の入居者がすべき対処法について解説します。

修理費用の負担は誰がするのか、悪質な「水回り詐欺」とは何かについても解説しますので、賃貸住宅で暮らす入居者の方はぜひ参考にしてみてください。

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1. 賃貸住宅で水回りトラブルが起きた場合の対処法

ここでは、賃貸住宅で水回りトラブルが起きた場合に入居者がすべき対処法について解説します。

お部屋を借りて暮らしている入居者の方は、いざという時に困らないよう知識として身に付けておきましょう。

1.1 自力で対処できる場合

入居者自身で解決できる緊急性の低い水回りトラブルの場合は、ご自身で対応してみましょう。

たとえば、トイレの水の流れが悪い場合にタンク内の水位を確認する、トイレットペーパーの流し過ぎが原因であればラバーカップを使用して詰まりを取り除くなど。

ただし、トイレットペーパー以外の異物による詰まりが原因の場合は、自力で無理やり取り除こうとすると排水管を傷つけてしまう可能性があります。

水回りトラブルの中には入居者個人が対処しない方が良いケースもあるため、緊急性の高い場合は特に、管理会社または貸主に連絡してください。