1.2 管理会社または貸主に連絡する
借りているお部屋で水回り設備などのトラブルがあった場合は、物件を管理している管理会社または貸主に連絡しましょう。
連絡先は、鍵渡しの際に渡される書類や、重要事項説明書の「管理の委託先」などの項目に記載されていることがほとんどです。
トラブルが起こった場合にスムーズに連絡できるよう、スマホなどの連絡先に登録しておくとよいでしょう。
配管からの水漏れ等を自力で解決しようとすると、かえって状況が悪化してしまう可能性があります。
また、水漏れ等の被害が小さいと判断して放置すると、床や壁が腐食して退去時に敷金を超える修繕費用を追加で請求されてしまう可能性も考えられます。
後々のトラブルを防ぐためにも、入居者自身で判断せず、早めに管理会社または貸主に連絡することが大切です。
1.3 早朝や深夜などで管理会社・貸主に連絡が取れない場合
早朝や深夜など管理会社が営業時間外である場合や貸主に連絡が取れない場合は、入居時に渡された書類の中に24時間対応しているコールセンターなどの連絡先がないか確認してみてください。
上記のようなサービスに加入しておらず緊急性が高い場合は、入居者自身で水道工事会社に連絡するケースもあります。
ただし、後の項目で解説するように、水回りトラブルの修理費用の負担はトラブルの原因によって異なります。
そのため、ご自身で業者を探して依頼する場合は、故障の原因や費用の内訳が証明できるよう必ず業者から書面を受け取り保管しておきましょう。あとで管理会社や貸主に説明できるようにしておくことが大切です。