子育て世帯の平均は「年収600万円台後半」。貯蓄の平均と中央値は？ 年収600万円世帯の貯蓄の平均と中央値とは

世帯年収600万円台後半の貯蓄や負債はいくらか

今回は年収600万円台後半の家計事情を確認するために、一つの参考として総務省「家計調査報告（貯蓄・負債編）－2021年（令和3年）平均結果－（二人以上の世帯）」より、「年収650～700万円」の勤労世帯の家族の様子や貯蓄・負債を見ていきます。

年収650万～700万円（平均年収672万円）勤労世帯の貯蓄平均と家族のようす

• 世帯人員3.37人（うち18歳未満人員0.95人）
• 世帯主の年齢：50.1歳
• 世帯主の配偶者のうち女性の有業率62.0％
• 持ち家率：79.1％

平均貯蓄額：1128万円

〈貯蓄の内訳〉

• 金融機関…1101万円
• 通貨性預貯金：455万円
• 定期性預貯金：310万円
• 生命保険など：224万円
• 有価証券：112万円
• 金融機関外…28万円

負債810万円（うち住宅・土地のための負債758万円）

年収600万円台後半の世帯は家族3人、うち18歳未満の子どもが1人というご家庭となっています。

女性の有業率は6割を超えており、共働き世帯が多いようですね。

その貯蓄は平均で1000万円を超えました。内訳をみると預貯金だけでなく運用をされている方もいますね。

一方の負債は、住宅ローンと考えられるものが約800万円残っています。