子育て世帯の平均は「年収600万円台後半」。貯蓄の平均と中央値は?
年収600万円世帯の貯蓄の平均と中央値とは
TAGSTOCK1/shutterstock.com
2023年がはじまり、家計の見直しや計画的な貯蓄を考える方もいるのではないでしょうか。
厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」によれば、児童のいる世帯の2020年の平均所得金額は813万5000円となっています。
そして、その内訳は以下の通りです。
子どものいる世帯の平均所得金額
総所得:813万5000円
- うち稼働所得:733万4000円(うち雇用者所得695万1000円)
- うち児童手当など:14万7000円など
雇用者所得を見ると約695万円となっており、子育て世帯の世帯年収の平均は600万円台といえるでしょう。
では、「世帯年収600万円台」のご家庭はどれくらい貯蓄や負債を保有しているのでしょうか。負債まで詳しくみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。