大学受験から入学までにかかる費用
大学を受験するには、受験料のほかに、受験のための交通費や宿泊費がかかります。
合格して進学する大学が決まったら、学校納付金(入学金、寄付金、学校債など)を入学時に支払わなければなりません。さらに、受験して合格はしたけれど、入学しなかった学校への納付金もあります。これらの受験から入学までにかかる費用を、日本政策金融公庫の「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」からみてみましょう。
国公立大学で67万2000円、私立大学文系で81万8000円、私立大学理系で88万8000円となりました。
これらの費用は大学に通う前に払う費用なので、事前に準備しておかなければなりません。また、多くの大学では、入学金と前期の授業料を同時に納入する形をとっているため、大学の授業料がいくらなのか把握しておき、それも含めて準備しておく必要があります。
さらに、自宅外通学をする場合は、アパートの敷金・礼金、家財道具の購入費などの資金も準備しておかなければなりません。
同調査によると、自宅外通学を始めるための費用として、平均38万7000円かかっています。