就職氷河期を経験したロスジェネ世代とは?
ロスジェネ世代とは、1970年~1984年頃に生まれの、2022年時点で40〜50代前半にさしかかる世代のことを指します。
ロスジェネとは、ロストジェネレーションの略語で、直訳すると失われた時代、という意味です。
バブルが崩壊した1991年以降、約10年間の就職氷河期に就職活動を行っていたことから、ロスジェネ世代の他に、就職氷河期世代と呼ばれることもあります。
ロスジェネ世代は就職難の体験によって、仕事がある事のありがたみとともに、お金の大切さを理解している世代です。
実際に高いモチベーションを持って社会で活躍している人が多くいます。
一方で厳しい不況の中、人生が思う通りにならない事も多く、絶望とともに悪循環に陥った人たちが一定数存在するのも事実です。
政府はロスジェネ世代を対象に、就職氷河期世代支援プログラムという就職支援策を始めています。