就職氷河期を経験したロスジェネ世代とは?
ロスジェネ世代とは、1970年~1984年頃に生まれの、2022年時点で40〜50代前半にさしかかる世代のことを指します。
ロスジェネとは、ロストジェネレーションの略語で、直訳すると失われた時代、という意味です。
バブルが崩壊した1991年以降、約10年間の就職氷河期に就職活動を行っていたことから、ロスジェネ世代の他に、就職氷河期世代と呼ばれることもあります。
ロスジェネ世代は就職難の体験によって、仕事がある事のありがたみとともに、お金の大切さを理解している世代です。
実際に高いモチベーションを持って社会で活躍している人が多くいます。
一方で厳しい不況の中、人生が思う通りにならない事も多く、絶望とともに悪循環に陥った人たちが一定数存在するのも事実です。
政府はロスジェネ世代を対象に、就職氷河期世代支援プログラムという就職支援策を始めています。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。