厚生年金は個人差が激しい。ねんきんネットで試算を
60歳代一人暮らしの月の収支をみてきましたが、特に大切なのは「収入部分」です。
公的年金も国民年金か、厚生年金かで将来の受給額は異なりますし、特に厚生年金は収入に応じた保険料を支払うため、個人差が大きくなっています。
厚生労働年金局「令和2年度厚生年金国民年金事業の概況」より、厚生年金の受給権者数を「月1万円未満~30万円以上」までグラフで男女別に確認しましょう。
厚生年金の平均年金月額
平均額:14万4366円
※国民年金部分を含む
男性のボリュームゾーンは月15~20万円、女性は7~12万円となっており、非常に個人差が大きいことがわかります。
老後資金を計画する際には、まず自分はどちらの年金に加入しているか、またねんきんネットを利用して将来の受給見込額を確認するといいでしょう。
公的年金の将来の見込額を試算し、また月の支出を試算することで、ご自身の老後の必要額がおおよそわかるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)