60歳代女性がフリーランスとして働く上での3つの注意点
60歳代からフリーランスになることを検討している方は、フリーランス特有のデメリットについても理解しておきましょう。
フリーランス特有のデメリット1.初期投資を回収できる保証がない
フリーランスはスキルを自分で身に付け、仕事で使う機器やツールなどを自己負担で揃えなければなりません。フリーランスになるにあたって参考書を購入したり、パソコンを新調したりする方も多いのではないでしょうか。
しかし、案件に応募しても採用される保証はありません。仕事が取れずに挫折した場合にはこれらの費用がマイナスになってしまうでしょう。
フリーランス特有のデメリット2.確定申告が必要
会社員やパートであれば年末調整を会社で行いますが、フリーランスは自分で確定申告をする必要があります。
会計ソフトを活用すれば簿記の知識がない方でも比較的容易に確定申告を行えるものの、慣れるまでは負担に感じるかもしれません。
フリーランス特有のデメリット3.クライアントは20~30歳代前半のことも多い
フリーランスに仕事を依頼している企業はベンチャー企業が多い傾向にあると見受けられます。
ベンチャー企業の平均年齢は低い傾向にあり、20歳代から30歳代前半の社員がボリューム層という企業も多いです。
そのため、60歳代がフリーランスとして働く場合、我が子ほどの年齢のクライアントと仕事をする機会もあるでしょう。
ミドル層でフリーランスとして働いている方の中には、クライアント企業のノリが若くてついていけないと感じる方もいるようです。