2.4 リースバックという選択肢

リースバックは、自宅に住み続けながらにして自宅を売却する不動産取引です。

自宅売却により一括で現金が手に入るため、年金収入が少ないなど生活費に不安がある場合に活用されています。

売却した後、新たに賃貸契約を結んで家賃を払うことで、引越しをしないまま、自宅に住み続けられます。家賃は自宅の売却益から支払うことができます。

また、売却により自宅の所有権がリースバック業者へ移転しますので、固定資産税などの維持費や、メンテナンス費の準備も必要なくなります。

何より、自分の所有物ではないため、将来の空き家問題や相続問題もクリアできます。

ただし、賃貸の契約期間に注意してください。

リースバックの場合、自宅売却後の賃貸契約の際に「定期借家契約」を求められることが一般的のようです。

定期借家契約では契約期間の満了後は退去をしなければならないため、長生きがリスクとなる可能性があります。

生涯住み続けられるように契約期限のない「普通借家契約」を結べる業者を探すと安心です。

3. まとめ

持ち家に住み続ける、持ち家を売却して賃貸に移る、老人ホームへ入居する、という以外にも「終の住処」の選択肢はいくつもあります。

寿命が延びて、「老後」と言われる期間は、もはや余生と言うにはあまりにも長くなりつつあります。
どこで誰と暮らすかという住居問題は、老後生活の質を大きく左右することになるでしょう。

理想の暮らしを想像してみる。そして、理想を現実にするために大切なことは、老後のライフプランを早めに立てることです。

本記事が、老後の住まいを考えるきっかけになれば幸いです。

※この記事はLIFULL HOME'S 不動産投資コラムより提供を受けたものです。

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LIFULL HOME'S 不動産投資編集部