4. 天引きされるお金は今後も増える可能性が…
年金から天引きされるお金のうち、健康保険料や介護保険料については今後も負担が増える可能性が高いといえます。
例えば介護保険料では、この20年で保険料が2倍以上になりました。
日本では少子高齢化が続いており、今後も要介護認定者は増えていくと予測されます。
そうなった場合、財源が追いつかず、保険料の負担は今後も上昇していくでしょう。
今のところは、利用者負担は原則1割となっていますが、今後は高所得者でなくとも2割、3割と負担が増していく可能性もあります。
原則75歳以上が加入する後期高齢者医療制度でも、この10月から負担割合が2割に引き上げられた方がいます。保険料も上昇していくと予測されます。
高齢化社会の影響を受け、社会保障では改革が急務となっています。