3. 今後「天引きされるお金」が増える可能性も
年金から天引きされるお金のうち、健康保険料や介護保険料については今後も負担が増える可能性が高いといえます。
例えば介護保険料については、この20年で保険料が2倍以上になりました。
要介護認定者は増える一方ですので、財源が追いつかずに保険料の上昇は今後も続いていくでしょう。
原則1割という利用者負担も、今後は高所得でなくとも2割、3割負担にするという案もでています。
原則75歳以上が加入する後期高齢者医療制度でも、この10月、負担割合が2割に引き上げられた方がいます。保険料も上昇していくでしょう。