2. 年金制度の主な改正
厚生労働省の「年金制度の仕組みと考え方」では、これまでの公的年金の経緯を知ることができます。
もともと男性の支給開始年齢は55歳でしたが、段階的に引き上げに。保険料も徐々に引き上げとなっています。
全員が年金に加入する「国民皆年金」が実現したのが1961年。そこからさらに制度は充実し、やがて物価スライド制も導入されるようになりました。
高齢化社会への対応も、実は1985年から始まっています。基礎年金を導入し、専業主婦の年金(国民年金第3号被保険者)も義務付けられました。その後も幾度となく年金は改正を繰り返し、高齢化社会に対応できるよう検討されているのです。