今、世界的に人気のジャンルと言えるのがスポーツ・ユーティリティ・ヴィーグル(SUV)。
そんなSUVの中でも、人気なのが乗用車の設計を元にしたクロスオーバーSUVでしょう。これらクロスオーバーSUVには、様々な種類があります。
そのなかでもトヨタ ハリアーは、従来のSUVにあったオフロード走行を重視した泥臭さを無くし、セダンやステーションワゴンなどの都会的なスタイリングをまとったSUVとして知られています。
トヨタ・ハリアーの特徴とは
2022年に現行型である4代目ハリアーが登場。登場時はガソリンエンジンモデルとプラグインハイブリッドモデルの2種類のパワートレインを用意。そして、2022年10月31日には、新たにプラグインハイブリッド車が登場します。
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出所:メーカー公式サイト
プラグインハイブリッドは、エンジンとモーターの2つの動力を持ったハイブリッド車に、大容量のバッテリーを搭載することで、モーターの力だけで長い距離を走行することが可能なハイブリッド車。
大容量バッテリーを搭載しているため、電気自動車のようにプラグを差し込んで充電を行う必要があるため、プラグインハイブリッドと呼ばれます。
今回、新しく登場したハリアープラグインハイブリッド車は、外装に関してはプラグインハイブリッド専用のグリルや、通常モデルではメッキ加飾を採用した部分にブラックカラーを採用したパーツの装備に加え、専用色であるグレーメタリックも用意しました。
内装はダークレッドのパイピング装飾や、最大1500W(AC100V)の外部給電システムや後席シートヒーター、床下透過表示機能付パノラミックビューモニターを標準装備することで、ガソリンエンジン搭載車やハイブリッド搭載車との差別化を実施しています。
プラグインハイブリッドシステムに関しては、エンジンの最高出力は177馬力、モーターの出力は前後合わせて236馬力で、システムとしての最高出力は306馬力を実現。
ガソリンエンジン搭載車の場合は171馬力、ハイブリッド仕様の場合は最大で222馬力のため、プラグインハイブリッド仕様が一番パワフルということになります。
【トヨタ・ハリアー】国産プラグインハイブリッドSUV「三菱 アウトランダーPHEV」と比較する
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プラグインハイブリッドSUVであるトヨタ ハリアーのライバルと言えるのが三菱 アウトランダーPHEVでしょう。三菱 アウトランダーPHEVは2021年に現行モデルが日本国内で発売され、2022年度上期のPHEVカテゴリーで第1位の販売台数を達成したSUVとして知られています。
どちらもクロスオーバーSUVタイプのプラグインハイブリッド車という同じジャンルの車です。
ただ、ハリアーはクーペスタイルを採用しているのに対して、アウトランダーは、水平基調のスタイリングに、縦型LEDライトと台形大型グリルを組み合わせたダイナミックシールドを採用することで力強さを重視。
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駆動系に関しては、ハリアープラグインハイブリッドは、システム総合出力306馬力と高出力を謳っているのに対して、アウトランダーPHEVは、前後、左右の駆動力を制御し、旋回時のライントレースを重視するだけでなく、砂利道、雪道、ぬかるんだ道に対応する4輪駆動システム「S-AWC」の搭載を売りにしています。
ハリアープラグインハイブリッドとアウトランダーPHEVは両方とも駆動方式は4輪駆動となっています。
トヨタ・ハリアーの走行距離は?
ハリアーはオフロードの雰囲気が無い都会的なイメージであるのに対して、アウトランダーPHEVは、本格的なオフロード走行を行わないクロスオーバーSUVでありながら、雪道での安心感やぬかるみでの走破性をアピールし、クロスオーバーSUVながらタフなイメージを持たせています。
プラグインハイブリッド車を所有するにあたり気になるのが、EV時の走行距離でしょう。
外部充電で電気走行を行い、完全に燃料走行に切り替わるまでの走行距離を表す、充電電力使用時走行距離は、ハリアープラグインハイブリッドの場合93キロ、アウトランダーPHEVはグレードにも寄りますが85キロから87キロと、ハリアープラグインハイブリッドが若干有利となっています。
但し、アウトランダーPHEVは急速充電に対応しており、80パーセントまでの充電時間は僅か38分で完了します。
普通充電の満充電での速度はハリアープラグインハイブリッドが5時間30分、アウトランダーPHEVが同じ条件で7時間30分と、普通充電の速度だけを比較するとハリアープラグインハイブリッドが有利ですが、急速充電が無いため、充電時間に関してはアウトランダーPHEVが有利と言えるでしょう。
トヨタ・ハリアーの価格は?
価格帯に関しても大きな違いがあり、ハリアープラグインハイブリッド車は1グレードのみで、価格も620万円と高価なのに対し、アウトランダーPHEVは4グレードを用意。
価格も一番安いMグレードの場合は462万1100円からで、一番高いPグレードだと548万5700円からと、ハリアープラグインハイブリッド車よりも安価な価格を実現しています。
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ハリアープラグインハイブリッドとアウトランダーPHEVは、車体サイズやプラグインハイブリッドという特性から比較されやすいです。
ハリアープラグインハイブリッドは、ハリアーの売りである都会的な高級感を持っており、アウトランダーPHEVは、プラグインハイブリッドのみの展開でコストパフォーマンスが高いという特徴があります。両車のコンセプトは大きく違うため実車を見て判断したほうが良いでしょう。
参考資料
松本 健多朗
