「月30万円」もの不労所得と聞いて、憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筆者は以前に信託銀行に勤めていたことから、富裕層の方の資産相談を受けることが多くありました。やはりどのお客様も数億円ある資産を減らさないために、不動産や金融商品の購入を通じて対策をとられていました。

購入した不動産の家賃収入や金融商品の配当を通じ、仕事を引退されたあとも不労所得を得ている方がいたのは事実です。

今回は富裕層の方が実践されていた4つの方法をお伝えしていきたいと思います。

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1.「月30万円」を得るためには元手はいくら必要?

まずは、月30万円の不労所得を得るには元手はいくらぐらい必要なのかを考えてみましょう。

1.1 投資先の利回りに対し、月30万円得るために必要な元手の金額

  • 3%の場合:1億2000万
  • 4%の場合:9000万
  • 5%の場合:7200万

選ぶ投資資産の利回りによって必要な元手資金も大きく変わりますね。

では予め用意しておかないといけない元手の金額のイメージが分かったところで、富裕層の方が行っていた投資方法について代表的なものから見ていきましょう。